目黒区の5歳の女の子が、義理の父親と実母に虐待されて死亡した事件や、千葉県野田市の10歳の女の子が実の両親に虐待され死亡した事件など、痛ましい事件が続いています。
最近は福岡で39歳の母親が6歳の次男を蹴る動画が拡散して、母親が逮捕されました。
撮影しSNSにアップしたのは長男、この長男も母親に虐待されている疑いがあるそう。
虐待を受けたり、見た子供たちが、SNSなどを使ってSOSを出せる時代になってきたのは、良いことだと思います。
ただ、この動画を見て、子供達が本当に可哀想と思うと同時に、私もこの母親みたいになってしまったら、どうしようと不安な気持ちになりました。
幼い子供を育てていると、子どもの激しいイヤイヤだったり、どんなにあやしても泣き止まず、ほとんど寝られない毎日を過ごしていると、疲れとストレスで爆発寸前になることも。
いつも寸前で怒りを抑えているけれど、これが抑えられなくなったとき、どうなっちゃうんだろうと、漠然と不安なります。
そのことを夫に伝えると、「えー、虐待?やめてよー」と、ややイライラしたような呆れ顔。
夫は、子どもの面倒もみてくてるし、家事も手伝ってくれていて、子育てに関しては理解があるタイプだけに、同じ親でも、分かり合えない部分があることに寂しく感じました。
その不満を抱えたまま、同じ歳の子どもを持つママたちとランチ会に。
私の不安を話すと、「わかるーわかるー」「私も同じこと思ったー!」など、共感の嵐。
ママはやはり子どもと接する時間がパパより多い分、子育てにより責任を感じているし、不安も大きいんだなと改めて感じました。
子育ての悩みは、パートナーよりママ同士のほうが、分かり合えることも多いですね。
家に帰って夫に共感の嵐だったことを話すと、
「多分、そうやって不安に思う人は虐待しないんだと思うよ。」
と、わかったようなわかってないような事を言ってましたw
母親は子供に関することは、全て自分の責任と感じて、自分自身を追い詰め過ぎてしまうところがありますね。
それに対して、夫と話して感じるのは、自分の子供のことなのに、第3者的な立場で見ていること。
自分の子供を客観的に見れていることはいいことなんだけど、時々、「なんで、そんなに他人事なの?もっと父親として当事者意識もってよ!」と、言いたくなるときも。
親が2人して、子育てに心配や不安を感じているよりかは、バランスが取れていてよいのかもしれません。